Zippy Tourでグアタペの日帰りツアーを予約しました。ツアーの料金は109,000ペソですが、カードで支払う場合、さらに5%の手数料がかかります。
グアタペは他のどの町とも異なる活気と独特の魅力を持つ町です。世界中の多くのカラフルな町が訪問者を魅了しますが、グアタペはその家々に描かれた壮大なレリーフ壁画で際立ちます。これらの緻密な作品は宗教的な物語や『ドン・キホーテ』のシーン、さらにはそこに住む家族の日常の様子までを描いています。
ガイドさんは、かつてここでは人々が言葉を使って表現することが許されていなかったため、家をキャンバスにして思いや物語を伝えるようになったと説明してくれました。この町は小さく、徒歩で約1時間で簡単に探索できますが、その中に溢れる個性と魅力があります。
町の外には巨大な岩、エル・ペニョールがあり、そこを登ることで息をのむような景色を見ることができます。708段の階段を登る道のりは厳しいかもしれませんが、その報酬は十分に価値があります。頂上からは、地平線に広がる千島湖のパノラマビューが広がります。
近くには、旧ペニョールの対となる新ペニョールという町があります。1970年代にコロンビアはここでダムを建設し、全国に利益をもたらすプロジェクトを行いました。古い町の住民たちは、新しい町へ2.5キロ離れた場所に移転し、元の集落は湖に沈んでしまいました。水面上に残るのは、十字架だけです。
私の旅のハイライトは、ただ美しい風景だけでなく、道中で出会った素晴らしい仲間たちでした。私の隣席は、現在メデジンで働くライス大学の博士課程の学生でした。彼はこのツアーに参加して母と姪っ子と過ごす時間を増やそうと考えていました。
一日を通じて、彼はコロンビアの歴史や文化に関する興味深い洞察を教えてくれました。私はただの観光客でしたが、この驚異的な場所についてより深く理解することができました。その後、アジア系の顔立ちをした年配の紳士が流暢な英語で私に話しかけてきました。彼はニューヨーク在住のフィリピン人だとわかりました。
話をしているうちに、彼はフィリピンの3人の大統領の下で副大臣を務めた後、父の事業を引き継ぐために辞職したことを明かしました。そして今、彼は中国語を学んでいると言いました。「中国はますます重要な役割を果たしている」という彼の言葉通りです。このような短い出会いにも関わらず、私の経験は非常に豊かになりました。
この日帰りツアーは約12時間続きます（ホテルのピックアップとドロップオフ込み、7時から7時）。朝食と昼食は含まれていますが、象徴的な岩の登りの入場料（25,000ペソ）は含まれていません。注意点として、チケットの購入には現金のみが受け付けられます。
